キス
いつもの席にすわり、本を読みはじめました。彼がいつもと同じ場所に座って勉強をはじめました。・・・「いい男だな~、彼女いるのかな」図書館なんてところには、何も興味もなかった私が、足しげく通いだした理由は、もちろん彼がいるから。だいたいきまった時間に、彼はきてひとり勉強をはじめるのです。私は一応本を読むふりをして、彼のことをみています。ある日彼と、やっと目があいました。でも彼は何も反応せず、また勉強をはじめたんです。私は彼の隣にだまってすわりました。そして、彼の顔をじっとみました。視線に気が付いた彼は、不思議そうに私をみています。近くで見るとますますいい男・・周りを確認して、いきなりキスをしてみました。「やめてください」彼がそういいました。困った顔もまたいい・・彼のノートの端っこに「ちょっとロビーまできて」と書き、席を立ちました。少しすると、迷惑そうに彼がきました。「なんですか」「もっとキスしたい」・・「貴方、バカじゃないですか?」「そうかも」意地悪そうに私は笑ってみせました。彼が欲しくてたまらない私。ロビーには誰もいないので、そこで彼にキスを勝手にしました。舌を絡ませても、彼は逃げることもしません。手を彼の下半身に伸ばしていくと、少し腰をひきました。「感じる?」彼は答えず・・キスだけして彼は元の席へもどりました。いつかは彼と一緒になりたい・・私が通っている図書館には、また彼がきています。